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2025.05.29

お知らせ

★令和7年度・県高校総体準決勝・5決Tの見どころ★6/7エコパアリーナ★

 令和7年度県高校総体準決勝及び5決トーナメント1回戦が6月7日(土)に袋井市・エコパアリーナで開催されます。今年度は準々決勝から準決勝まで2週間空きます。それまでこの「準決勝・5決Tの見どころ」記事でお楽しみください。私自身この日は勤務校の文化祭で、正顧問を務める報道部が発表会の司会を任せられているため会場で観戦することは出来ません。どんな試合になるのか想像しながら、簡単に「見どころ」を書かせていただきました。失礼がありましたらお許しください。
※文責・問い合わせ (名前・写真等に間違い等ありましたら下記にご連絡ください)
(一社)静岡県バスケットボール協会広報委員長 中島 洋己(県立駿河総合高校教諭) 

メール sbbainfo@uv.tnc.ne.jp 
★最終日、6/8エコパ会場にオフィシャルスポンサー・フォトクリエイト様が来場します。写真撮影のご協力よろしくお願いします。
★6/7土・6/8日はエコパ周辺で恒例の「キッチンカーフェス」があり、相当な交通渋滞が予想されます。出来る限り公共交通機関でのご来場をよろしくお願いいたします。

6月7日(土) エコパアリーナ

10:00~ 女子 5位決定トーナメント1回戦 

清水南 ー 常葉大常葉

中部総体準決勝の再現カード。その時は常葉が100ー43で大勝し、一気に4年ぶりの中部王者君臨につなげた。ボールハンドリングスキルに一日の長がある堀田明里(常葉大常葉)と、三島南戦で3本連続の3Pを決めた宮城島夢子(清水南)との司令塔対決に注目したい。

市立沼津 ー 藤枝順心

 東海新人でも勝利を挙げた東部王者・市立沼津と2年ぶりの8強を勝ち取り、その時以来の5位を狙う藤枝順心の試合。キャプテンとしてチームを牽引し随所で勝負強さを見せる米内心菜(市立沼津)と、沼津商業戦で打てば必ず入るのではと思わせるほどの3P6本を含む22得点を挙げた小池果寿(藤枝順心)のプレーに注目したい。

11:40~ 男子 5位決定トーナメント1回戦 

浜松西  ー  沼津中央

 県新人で逃した県8強入りを果たしまずは初の5決T勝利を狙う浜松西と190cmオーバー3人を抱える大型チーム・沼津中央との対決。「要所はやはり尾藤」「尾藤劇場」、誉め言葉を探したら枚挙に暇がない尾藤遙陽(浜松西)と、昨年のこの大会でのロードプリンスとの空中戦によるリバウンド争いは語り草、鳥人的な跳躍力で「制空権」を守る高木強臣(沼津中央)のマッチアップはこの日1、2を争う注目となるはずだ。

浜松学院興誠  ー   城南静岡

 準々決勝での静岡商業との激闘の末、惜しくも敗れてしまった浜松学院興誠と、お家芸の「ファイブアウト」が冴え渡りどこからでも長距離砲が飛び出す城南静岡の対戦、昨年の県総体で激突しその時は城南静岡が勝利を収めた。どの時間帯でも安定して得点に絡み、静岡商業戦でも鋭いインサイドへの切れ込みで16得点を挙げ攻守の要となる末永蒼(浜松学院興誠)と、アウトサイドの魔術師が揃う城南静岡の中でも雄踏総合のコートでひと際目立つ放物線を描く3Pを披露、浜松開誠館戦では3P7本を含む29得点を挙げた望月吹(城南静岡)という好対照の両選手に注目したい。

13:20~ 女子準決勝 兼 東海総体出場決定戦

浜松開誠館   ー  浜松学院興誠

 西部総体準決勝の再現カード、その時は浜松開誠館が86ー59で快勝した。浜松開誠館は勝利を挙げて一気に大会9連覇に突き進みたい。浜松学院興誠は西部総体の雪辱を果たして一気に3年ぶりそして現校名では初の東海総体を決めたい。将来日の丸を背負うだけの十分なポテンシャルを持つスコアラー・今大会最注目選手の前川桃花(浜松開誠館)と、まさにいぶし銀プレーヤー、パス回し・1on1・合わせなどを淀みなくこなし常葉大常葉戦でも安定感あふれるプレーでチームの5年連続県総体4強入りに大きく貢献した守山ひかり(浜松学院興誠)の司令塔対決は一見の価値がある。

東海大静岡翔洋   ー  浜松南

 県新人・3点差で敗れた市立沼津に快勝し3年連続の4強入りを果たした東海大静岡翔洋とWC予選・県新人と連続準優勝、残すは38年ぶりの優勝しかない浜松南と対戦、県新人では僅差で浜松南が辛くも勝利と東海新人を勝ち取った。強靭なフィジカルで内外で八面六臂の活躍を見せる不動のエース・稲葉叶(東海大静岡翔洋)と、縦横無尽にコートを駆け巡り得点を量産する鷹野瑠美(浜松南)という2人の注目選手が見せる「観客をも魅了する」バスケットを見逃してはならない。

15:00~ 男子準決勝 兼 東海総体出場決定戦

藤枝明誠  ー  静岡学園

 大会4連覇はもちろん、その先には東海制覇・全国制覇を狙う藤枝明誠と4年ぶりの県総体4強を決め、一気に四半世紀ぶりの優勝も目指す静岡学園との「中部総体決勝再現カード」。その時は静岡学園がインサイドや外からのシュートで必死に食い下がるも藤枝明誠が慌てずに得点を重ねて86ー46で中部総体19連覇を飾った。今大会注目ナンバーワン選手・稀代のオールラウンダー・野津洸創(藤枝明誠)と沼津中央戦で23得点を挙げ勝利に貢献した内山直陽(静岡学園)の両選手が見せるインテリジェンスに富む頭脳明晰なバスケを見て、私も改めてバスケットを勉強させてもらいたい。

静岡商業  ー 浜松開誠館

 準々決勝で浜松学院興誠を破り48年ぶりの4強入りを果たし、「昭和100年」のメモリアルイヤーに一気に半世紀ぶりの全国出場を目指す静岡商業と初優勝と初のインターハイ出場を目指す浜松開誠館の対戦。「スタメン全員がエース」というチームの中で冷静沈着なメンタリティーと多彩なテクニックで勝利に向かって勇往邁進する努力の人・文谷虎斗(静岡商業)と、藤枝明誠・野津とともに今大会最大の注目選手、類まれなるバスケセンスのもと、内外どこからでも得点を量産でき、さらには仲間を生かす「フォー・ザ・チーム」のプレーも魅力の木村晄大(浜松開誠館)が見せるプレーのコントラストにも注目したい。

 

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