お知らせ
2025.12.22
お知らせ
★令和7年度U18県協会優秀選手フォトギャラリー★女子編★
先般発表されました、令和7年度U18県協会優秀選手男女30名をフォトギャラリーで紹介させていただきます。今年の高校バスケを盛り上げた「静岡県高校バスケのスーパースター24名」になります。なお、表彰式は県高校新人大会最終日2月1日(日)沼津市総合体育館(香陵アリーナ)で行います。
受賞者の皆様、おめでとうございます。そして静岡県のバスケットボールの発展に多大なる貢献をしてくださったことに心から感謝申し上げます。
今年は受賞者30名に敬意を表し、僭越ながら私から感謝の言葉を添えて、栄誉を称えさせていただきたいと思っています。私にこのような機会を与えてくれた選手たちに心から感謝申し上げるとともに、この30名以外にも優秀選手たちに勝るとも劣らないトップアスリートが数多くいたことを申し添えたいと思っています。またこの感謝の言葉は私自身の個人的な「想い」であり、結果発表後に執筆したもので、「想い」自体は選考過程や選考結果には直接関係はないことをご理解ください。
※問い合わせ(氏名や写真が違っている場合はご連絡ください)
(一社)静岡県バスケットボール協会広報委員長 中島 洋己(県立駿河総合高校教諭)
メール sbbainfo@uv.tnc.ne.jp
写真提供 (株)P&P浜松 (株)フォトクリエイト
(一社)静岡県バスケットボール協会広報委員会
※すべて順不同、敬称略です。
【女子】
前川 桃花 浜松開誠館高校 3年
何といっても今年の静岡県を代表する選手、そしてチームの大黒柱。日の丸を背負ってU18代表でもスタメン出場を果たし、静岡・東海・全国で揉まれていく過程でディフェンシブな選手からオフェンシブな選手に見事変貌を遂げ、常に進化する姿は人々に感動を与えてくれた。ウインター予選の勝負所で多く見せた鮮やかな放物線を描いた3Pでチームを全国に導き、特に決勝で見せたエース・主将としての意地は「さすが」の一言に尽きた。今後次のカテゴリーでの活躍、そして将来的にはフル代表での日の丸戦士になってくれることを切に祈る。

垣内 優希奈 浜松開誠館高校 2年
監督の目指すバスケットを忠実にコートで体現するトップアスリート。ウイングから鋭角に切れ込む鋭いドライブやエルボー位置からの華麗に放つジャンプシュートで得点を量産、令和8年静岡県女子バスケ最大の注目選手になるであろう逸材、これからの成長に私たちの胸も小躍りする。

小林 陽菜乃 浜松開誠館高校 2年
リバウンド争いの時に一歩先んじてポジションを支配し、グッドタイミングでジャンプして長いリーチを生かしてボールを掴み取りブレイクの起点となるプレーを数多く見せてくれたテクニシャン。垣内とともに常勝王者の屋台骨を背負っていく次世代のエースである。

牧田 知紘 浜松開誠館高校 2年
常に笑顔を絶やさず、明るく・楽しく、そして激しく・厳しくプレーする選手。ドライブからのレイアップではボールが指先から離れるまで視線と集中力を落とさない正確さに毎回脱帽する思いであった。ウインター予選ではケガでコートに立てなかったがその悔しさをバネにしてコートに戻って来てくれることを願っている。

野田 志 沼津市立沼津高校 3年
抜群のセンスとバスケIQで僚友・米内とともにチームを支え続け、名実ともに不動のエースに成長した。巧みなジャブステップ、リリースポイントの高いレイアップ、常にスピードを意識しながら堅いディフェンスと多彩なティフェンスを作り出せる万能選手、次のステージでもさらなる成長と飛躍と活躍を期待したい。

米内 心菜 沼津市立沼津高校 3年
国スポにも出場し経験値をグッと上げた成果が高校生活後半からプレーに如実に表れてきた選手、満身創痍の中でも怪我に打ち勝ちスキルアップ、上位戦や東海新人でも見せた試合の流れを自軍に引き寄せる力強いドライブでチームの救世主となった。またウインター県武道館決戦3試合で見せた不撓不屈の精神とライバル・浜松南戦での逆転決勝ゴールは私たちの心にずっと残り続ける。

上原 美桜 沼津市立沼津高校 3年
類まれなポテンシャルに恵まれながらもケガに苦しみ続けたこの1年、たゆまぬ努力でコートに戻ってきてウインター県予選決勝の舞台にも立った。173cmの長身と柔らかい膝と強靭な脚力を使った跳躍力を生かしてのリバウンド奪取が目を引き、そのあとボールと肘が決してアゴよりも下がる位置に来ることがなかったことを私も観客もそして指導者たちも見逃していなかった。

岩田 真奈 沼津市立沼津高校 2年
県武道館のコートを縦横無尽に動き回ったその姿が記憶に新しいプレーヤー。苦しい時に得点に直結するプレーを数多く見せ、膠着した展開を打破する突破口となる活躍を見せた。遠藤・勝亦・野田/米内と受け継がれてきた県内有数のバスケ伝統校の流れを引き継ぐ選手であることは誰の目から見ても明らかである「期待の星・ホープ」である。

太田 綾夢 浜松学院興誠高校 3年
窮地になればなるほど本領を発揮し、献身的にリバウンドへ飛び込んでチームに流れを導く原動力となった。守山とともにエースとして勝負どころで確実に得点を重ねてチームに勝利をもたらした頼れるプレーヤー、3度に渡る常葉大常葉との戦いでは全試合で修羅場をくぐり抜けながら3つの勝利に貢献し、3Pや切れ味鋭いドライブも魅力的な一流選手であった。

守山 ひかり 浜松学院興誠高校 3年
ウインター県予選準決勝・10連覇を目指す女王相手に最も肉薄したあの試合では執拗なマークに遭いながらも仲間にパスをさばく黒子に徹したプレーでチームに貢献、誰よりも近くで試合を見ていた私は最後の最後までアップセットが起こる雰囲気を強く感じていた。得点力・守備力、そしてゲームコントロール力すべてに一日の長があるまさに「チームの心臓」とも言える選手、指揮官からの信頼も厚かった。

鷹野 瑠美 県立浜松南高校 3年
誰も真似できない爆発的な得点力でチームを2度の東海大会出場、そして東海2勝に導いた立役者。まさに猪突猛進というべき突破力を持ったオフェンスが魅力で、県新人決勝リーグ3試合で挙げた73得点という数字が何よりの客観的エビデンスである。ゴール下、果敢に跳び込むドライブや飛び込みのリバウンドなどまさにオフェンシブな選手でいつまでも私たちの心に残るプレーヤー、そのプレースタイルの象徴となるような写真を今回は選ばせていただいた。

萩原 静音 県立浜松南高校 3年
「粘り強い」「泥臭い」、この形容詞を大賛辞としてこの選手に送って称えたい。自分を犠牲にしてまでもチームのために馬車馬になって働く姿に心から感動を覚えた。これから研鑽を重ねる下級生にとってこれほどの見本になる選手はいない。前川・野田・稲葉とともに2年連続の受賞も十分にうなづける。彼女の下支えが鷹野・藤田・相澤など仲間の活躍を光らせた。どの写真を使うか悩みに悩んだが、山口広報副委員長撮影渾身の1枚、ジュニアアスリートPLUS誌の表紙を飾ったこの1枚を選ばない訳にはいかなかった。

大月 耶奈実 藤枝順心高校 3年
「タフネス」とはこの選手のためにあるのではないか、と思われるほど無尽蔵のスタミナを誇る選手。154cmという小柄ながらコート狭しと縦横無尽に走り回っても運動量の落ちないプレーには感嘆のため息しか出なかった。「近くて遠い県武道館のメインコート」、聖地でのプレーを夢見て一意専心に練習に精進した結果が堂々の県3位、その躍進に心から拍手を送りたい。

池田 愛央衣 常葉大学附属常葉高校 3年
まさに「守備の人」「つなぎの人」、この言葉を心を込めてこの選手に送りたい。ひたむきに砦(とりで)を守り続け、指揮官とチームとの潤滑油となってチームをまとめ上げたキャプテンとしての手腕にも脱帽したい。ウインター予選では持ち前の積極的なゴールアタックも果敢に見せたが、今回重心の低いお手本のようなディフェンス写真を選んだことを彼女への最大限のリスペクトと解釈して頂きたい。

稲葉 叶 東海大学付属静岡翔洋高校 3年
前川とともに今年の静岡県高校バスケの「顔」となったスーパースター。「御殿場の奇跡」県新人での浜松開誠館戦、市立沼津・浜松南を連破して準優勝を果たした県総体、巧みなドリブルを駆使し社会人チーム相手に勝利を挙げた皇后杯県予選、活躍を挙げれば私は何千文字でも書き上げられる自信はあるが、やはりクライマックスは男女通じて県内史上初となる「現役高校生として成年種別で本国スポ出場・スタメン・得点も記録」。今回は成年女子県選抜での雄姿を掲載し、感謝と敬意を心から表したい。
